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【入社エントリ】誰と、どこで、何をするか—DeNAからクアンドへ、自分の軸で選んだ次の5年
2025年1月からクアンドの開発チームにジョインした眞﨑です。
入社エントリを書いてみました。
◎プロフィール
眞﨑 達也(まざき たつや)
大学卒業後、大手製紙メーカーでセールスを経験し、その後WEBデザイナーに転身。
前職DeNAではUIUXデザイナーやデザインマネージャーとして、新規事業の立ち上げやデザイン組織強化などを行う。
必要なタイミングで必要な知識を身につけるようにしているため、HCD、ファイナンシャルプランニング、コーチングなどの資格を持っています。
余談ですが、アンティークショップをやりたかったので、古物商許可も持っています。
◎次のキャリアについて考えたきっかけ
DeNAではデザイン統括部の副統括部長として、ブランドデザイン/コミュニケーションデザイン/プロダクトデザインに関わるデザイナーが所属する全社横断組織でVP of Designの役割を担うポジションでマネジメントをしていました。
ピープルマネジメントから組織マネジメントまで9年間マネージャーを試行錯誤でやってきたのですが、このままマネージャーを続けていて良いのかという葛藤は常に抱えながら、プレーヤーとしては30%程度のみ事業側のデザインで頭と手を動かし、プラス月20〜30時間副業をすることでプレイングマネージャーとして何とかバランスをとっている状態だったように思います。
そのような中、組織強化もひと段落し、新たな気持ちで次に迎えるタイミングになりつつあったことがひとつのきっかけとなり、今後の5年間(個人的には何かをやり切る1サイクル)でやりたいことは何であるかを考え始めるようになりました。
次を検討する上での重要な軸として、下記の3つを重要視しながら緩やかに考えてました。
”誰と”
”どこで”
”何をするか”
重要な軸の詳細については、様々な企業の方と面談をしていく中で、いまやりたいことの優先順位が徐々に見えてくるようになっていきました。
合計で20社近く面談させていただきましたが、各社のCEO/CTO/CDOの方々、DeNA OBの面々には貴重な時間をいただき感謝しています。
◎転職を選んだこと
”誰と、どこで、何をするか”を考えた時に、次の5年のチャレンジでどの選択肢にするかで成長曲線は変わるよなぁなんて漠然と考えてました。
起業
転職
異動
起業については、やれることが副業の延長線でしか思いつかず、世の中に大きく貢献できる何かをができるイメージがまだ湧きませんでした。
異動か転職かについては、フラットに検討しようと思っていましたが、正直なところは16年は勤続しすぎというところから、せっかくのタイミングだし外に出たいという気持ちにはなっていたと思います。
一方で、DeNAは大きな事業も生み出す力もあり、身近な同僚は優秀で成長意欲も高く人にも優しいし、環境としても積極的に育児をしている人(2児の父)にも働きやすいので、自分自身でも本当に転職を選ぶかは懐疑的ではありました。
(余談ですが、子供が病気の際にはシッターの手当てがあったり、休暇することもできたり、フルフレックスで時間を変えて働くこともできたので、本当に助けられました。)
最終的にはエージェント経由で、フェーズと企業規模の異なるスタートアップの話を聞いていく中で、働きたいと思える会社がいくつもあったことと、まったく知り合いがいない環境でもう一度試したい気持ちが強くなり、転職に絞ることにしました。
◎なぜクアンドだったのか
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正直なところ、他社と迷っている中でも気になり続け、妻に「迷ってはいそうだけど、クアンドに決めてると思う」と言われたことが決め手ではあったのですが、強いて理由をあげれば下記になります。
東京ではなく福岡のスタートアップだったこと
勝ち馬に乗るではなく、勝ち馬にできる余地のあるアーリーなフェーズだったこと
日本の強みのある産業の専門人材や地方の能力をレバレッジするようなヴィジョン
CEOの下岡さんにデザインやPdMのパートナーといえる人がいなかったこと
クアンドメンバーのひとりひとりが事業や利用者に向き合う姿勢が高く、話をしていて気持ちよかったこと
マネージャーではなく、プレーヤーとして必要とされていたこと
理由は”誰と、どこで、何をするか”という軸でちょうど噛み合っていたように思います。
地方のスタートアップということもあり、少し戦い方が違っていたり、それが想像よりも大胆な施策であったりする面白さだったり、勝ちの兆しが見えた勝ち馬に乗るよりも自身の力も加えて勝ち馬にできる余地のある楽しさだったり、デジタルプロダクトとリアルアセットの掛け合わせの構想に共感したり、メンバーとのバイブスが合いそうだと感じたこと、各社デザイン組織構築のためのVP of Designでのオファーだった中でプロダクトにフルコミットできるプレイヤーオファーが総合的にご縁だったのかもしれません。
また下岡さんがこちらの負担にならないくらいのペースで連絡をくれて、福岡オフィス訪問やクライアントの利用現場視察、東京メンバーとの面談等、会社や事業の解像度をかなり上げてくれたことも、久々の転職する身としては非常にありがたかったです。
※デジタルプロダクトとリアルアセットの掛け合わせの話は下岡さんの記事を見ていただると特にデザイナーの方々は面白そうだなと感じるように思います。
◎今後やりたいこと
まずはプレーヤーとして事業に100%コミットできることが何より尊いことだと感じているので、デザインやプロダクトマネジメントという枠にとどまることなく、CSでもSalesでも、自分ができることはやってみたいと思ってます。
いますぐ取り組みたいこととしては月並みではあるけど、下記となります。
Delivery/Discoveryのサイクルを改善していき、利用者のユースケースや価値を明らかにしながら機能開発を進めていくこと、バーニングニーズを見つけるデザインドリブンなアクションを取ること
既存プロダクトのUIUX改善をEngineer/CS/Salesと連携して進めて、利用者へのハードルが低く初心者にも徹底的に優しいサービスにしていくこと
◎クアンドに入ってみて思ったこと
すごく良いなと思ったのは、それぞれの職種や役割に限らず、みんなで支えあって事業を進めているところや、失敗したことや弱かったことをありのまま話して議論してるところはいいなと思いました。
プロダクトに関しては、伸び代といえる部分は結構多いと思うので、ひとつひとつブラッシュアップして、品質を上げていけると良いかなと思います。
働き方でいうと、クアンドメンバーは九州や四国などにいて福岡オフィスかリモートワークが基本なのですが、東京のメンバーも数名おり、はじめて東京支社(非公式)で集まり、横並びで仕事してみました。
シンクリモートに関する雑談しながら、作業ができるのは対面の良さを感じました。また集まりたい。最後は乾杯して解散。
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福岡のPdMやデザイナーの方々とも情報交換や勉強会などもできたらなぁと思いますので、お誘いいただけると嬉しいなと思います。
今後ともよろしくお願いします!
ー まーちゃんさん(眞﨑さん)ありがとうございました!
クアンドは引き続き、採用活動を積極的に行っております!
このnoteで少しでもクアンドに興味を持っていただいた方は、カジュアル面談なども行なっているので、ぜひお気軽にご応募ください。
皆さんとお話しできることを楽しみにしています!