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【入社エントリ】 「PMF前夜のカオスを楽しみたい」40代エンジニアの移住チャレンジ

こんにちは。2024年11月にクアンドにジョインした松本です。(周りの人には、おさむさんと呼ばれています)
入社エントリを書く機会をいただきましたので、ここに記させていただきます。

プロフィール
松本 修(まつもと おさむ)
長崎県雲仙市出身
九州工業大学機会知能工学科卒業後、奈良先端科学技術大学院大学を修了。
日本SGI(元HPE)にて開発SEとして勤務後、2010年からMIXIにて大規模Webサービスのバックエンドの開発・R&Dを経験。新規ハードウェア事業の立ち上げを担当し、その後2019年よりアマゾンウェブサービス(AWS)にて顧客向けの技術支援を担当。2021年、トラボックス(Visional)にて運送事業社向けSaaS開発をリード、プロダクト部部長。
趣味:DIY / 車 / バイク / アウトドア


転職を考えたきっかけ

devチームと語り合う

30代前半までは技術的なチャレンジが自信の興味の中心にありました。
いかに難しいことをクールに解くか。

話題の技術をキャッチアップして、自分の道具箱に入れることが楽しかったのですが、技術の先にあるプロダクト、それを動かす事業を作り社会にインパクトを出すということに興味が移ってきたのが30後半になってからです。

前職トラボックスでは4年間ほど、運送業向けのプロダクトで試行錯誤していました。運送会社の中でトラックの配車業務のDXを行うSaaS事業の立ち上げを行いまして、お客様に「もう前の方法には戻れない」と言わせるようなプロダクト作りをチームで達成できていたのですが、ビジネスとしての難しさに直面しました。
その後も利用運送事業者向けのプロダクト開発や主軸である運送マッチングサービスの機能拡張などに携わっておりました。

これまでの転職であれば、自分が共感できるミッション、事業があり、プロダクトに対して自分がコミットできるそうな会社を探してきたのですが、今回の転職ではそれに加えて両親のケアをするため福岡移住をしたいという自身の人生設計変更の条件が加わっていました。

下岡さんとの出会い

久山町合宿にて

実は、転職を考える前からCEOの下岡さんと何度かお会いしていました。

私が大学時代に北九州にいたこともあり、福岡・北九州という日本の鉄鋼産業の祖にあたる町から、産業のアップデートをするとスタートアップがあると聞き、めちゃ熱い!と興味をもったことがきっかけです。

話を聞くと、下岡さんの持っているビジョンが、私のど真ん中でして、
最初にお会いした日に帰って妻に熱弁した記憶があります(笑)

40代で何をしようと思った?

プロダクト開発に携わる東京メンバーと一緒に

自身のキャリアの中でPMF前のプロダクトから成長曲線を描き、次のステージに持っていくという経験が少なく、その経験を得たいと思っています。

プロダクト、組織の両面で強いチームを作り事業成長に繋げるというミッションが達成できたらと思っています。

福岡からリモートで働こうとは思わなかったのか?

入社早々にGROWTH1でLTイベントに出ました

福岡移住の中で働き方の選択肢はかなりありましたが、私は事業作りの初期ではリアルを重視したいタイプなんです。事業が安定していて個々の開発を流すことに集中できるのであればリモートワークが効率的だと思っています。

しかし、あれこれ考えをぶつけ合い、方向転換を繰り返しながら価値をディスカバリーするフェーズにおいて、コアなメンバーがしっかりとした人間関係で結ばれている必要があると思っていまして、そんな中で自分の力を発揮できる感覚があります。

地方発のスタートアップで挑戦したい理由

忘年会後の3次会でラーメンを食べました(笑)

地方発にこだわるというより、クアンドのアプローチが非常にチャレンジングで面白そうと思ったのが理由ですかね。

日本の労働生産性を上げる必要があるという国の課題に対して、クアンドは、能力の遠隔化、CoE化による業務効率化というアプローチをしています。その1つの具体的プロダクトがSynQリモートというプロダクトであると。

よくあるDX系のSaaS事業では、どこか特定業務にフォーカスしたプロダクトにより効率化を図ると思いますが、クアンドの持っている考え方は非常に汎用的で適応領域が広いと感じました。

また、人口減少が進む中で現場の労働力をどう組織化するかというストーリーの中でもクアンドは面白いポジションにいると思っています。

これがクアンドに決めた理由ですね。

今後やりたいこと

クアンド福岡オフィスにて

まだまだプロダクトが生まれたてということもあり、課題が山積みです。
かといって、土を踏み固めるフェーズでもない。

お客様にクアンドの新しいアプローチを取り入れてもらえるよう、UI/UXから機能面までプロダクト全体を通して変化していく必要があります。

チームも数名ではありますが、この難関を突破していくこと、そして成長曲線を描ける事業に育てていくことが私のやりたいことです!


ー おさむさん(松本さん)ありがとうございました!

クアンドは引き続き、採用活動を積極的に行っております!
このnoteで少しでもクアンドに興味を持っていただいた方は、カジュアル面談なども行なっているので、ぜひお気軽にご応募ください。

皆さんとお話しできることを楽しみにしています!